パタゴニアの船旅 Day3 氷山を見る

朝の景色
朝。船酔いは治り、気分良く目覚めた。
揺れは無くなり、デッキに出ると、天気が良い。
まさに嵐の後の静けさである。
旅行期間2008年11月
朝
船内アナウンスでオバマ氏当選のニュースが報道された。

船デッキ
船の先端のデッキに行くと、昨日一緒に朝食を食べたアメリカ人の夫婦に会った。
ワシ「おはようございます」
夫婦「おはよう!私は今日ハッピーなんですよ!」
「私もです、天気が良くなったから」
「それもあるけど、オバマ氏が当選したんですよ!」
オバマ氏は当選するやろうとおもっていた。
南米はアメリカ人旅行者が多く、数人でも、旅で出会う人はオバマ氏を応援していた。
ので、人気があるのは本当だとおもった。

朝食
毎日同じメニュー。
玉子焼き、ハム、チーズ、シリアル、パン、フルーツ、ジュース、コーヒー、紅茶、牛乳。

雪山
フィヨルドには雪山が見えてきた。
プエルト・エデン
- フィヨルド
- 島
島にはマリア像が祀られている。
船は、民家がある島に近づいた。
デッキに誰もいなくなった。
そろそろ昼食の時間か。ギリギリに行くことにした。
船は湾の中で停泊した。
こんなパタゴニアのはずれの小さい村から乗客がいるのか?食料を積むのだろうか?
最上部のデッキで島の写真を撮り、様子を見ていると。
島からボートで船に乗り込む乗客、船から島に向かってボートが出るのが見えた。
人が外に大勢来る気配がした。
船後部の階段を、客が降りているのだ。
島に上陸するらしい、デッキにいたのでわからなかった。

船
自分も小舟に乗ろうと、行こうとすると、チケットを見せろ、とスタッフに言われた。
「チケット?」
前の客が見せてくれたチケットは、フェリーの乗船券では無かった。
どこで手に入れるのだろうか?
スペイン語会話集で当てはまる単語を見つけ、「チケットはどこで買うのか?」と聞く。
スタッフは「No」と言った。
どこで手に入れるのか教えてくれてもいんじゃね?販売は終了したんかな?
とうとう通路が閉められ、下船は絶対に不可能になった。
食堂のインフォメーションに貼ってある紙を見ると、
「プエルト・エデンでトレッキングツアー」とあった・・・見逃した。
デッキにいたのでアナウンスも聞き逃したようだ。。。メシ食お。

昼食
ローストビーフ、マッシュポテトは昨日と同じであるが、胃が回復したので全部食えた。
マッシュポテトが不味いのでは無かった。
客が戻ってきて、船は出発した。
氷山

発見!
デッキの先端にいると、氷河を発見した。

最大ZOOM
この船の乗客で氷山に気づいたのは自分が最初やと思う。
その時、寒かったのでデッキには自分しかおらんかったからだ。
氷山に立ち寄ります、というアナウンスがあったようで、人デッキに集まってきた。
デッキ最先端の中央のVIP席をキープせねば!
巨大な氷の塊に近づくのでさらに寒くなってきた。

氷山
氷山に近づくと、強風ですっげー寒く、手が凍るようだ。
感覚が無い。
このとき、中腰で必死に船首にしがみついた。

近づく氷山
氷山が近くなると感動した。
初めて氷山を見るのだ。

青い
不思議な青色、表面の黒いのは石や砂利である。

氷
氷山から氷が流れる。氷も青い。
しばらく船は停止し、方向転換して戻った。