予定では、Arno Atoll(アルノ環礁)にフェリーで行く予定やったが、結果行けなかったのだ。
朝、フロントを通るとマネージャー(オーナー)Isaac Marau氏が出迎えた。
「Sサン、スイマセン、昨日空港に迎えに行かなくて」
「誰もいなかったんでタクシーで来たので、No problem ですよ」
予想より年配のオーナーは丁寧に謝罪した。
オーナーは携帯もスマホも持っていなかった。
Wi-Fiもない、ひと昔前の通信事情のような感じなので、送迎に関しては自分もメールを再送するか、電話番号を聞いて直接電話すべきやったな。。。
済んだことなのでもうよかったのだが、オーナーは冷蔵庫から好きなものを持って行ってくれ、と言う。
本当はビール数本欲しかったが、遠慮してジュースと水を選んだ。
「今日アルノにフェリーで行くんですよ、RREホテルの乗り場から」
「では私が送りますよ」
「昨日の夜の青年がフェリー乗り場に送ってくれるんですよ」
「背の高いスタッフですか?」
へ?
…背の高い人はおったかな?
昨夜の彼は自分と同じくらいの身長。
日本基準では、高くはない。
「普通の背丈の人はいましたが…」
マーシャル諸島の人はラオスの人レベルに小柄だった。
背丈の基準が違うのだ。
レストランで朝食。
昼定食ぽいかんじですな。
その前に、食料調達する必要があった。
アルノには小さい商店があるらしいが、食料は持って行くべきとのことであった。
インスタントラーメン、パン、缶詰をスーパーで購入。
スーパーの入り口で、リュックを棚に預ける必要があった。
南米のスーパーと同じシステムやな。
万引きが多いのだろうか?
RRE Hotel フェリー乗り場
この透明度はすげー!魚が全部見える!
スタッフ「フェリーのキャプテンがハワイに行っているよ」
アルノに定期運航(月水金)しているフェリーのキャプテンがハワイに行っているので、フェリーは運航していないという。
他にフェリーを運転できる人がいないので、このフェリーでアルノに行くことは不可能、ということだった。
ここに来るまで、知らんかった。
アルノの宿に電話で問い合わせし、月曜のフェリーで行きますよ、と言い、「OK、分かった」と言ったのだ。
アルノ環礁の人は、フェリー運休のことは知らないのだ。
親切な宿のスタッフは、他のボートに聞いてみる、と別の港に行ってくれた。
午後に、アルノに立ち寄るボートがあるとのことであった。
行ったとしても、マジュロに戻ってこれるのか?
このボートは定期運航ではないローカルのボートで、必要があれば環礁に行く・寄るというかんじらしい。
とりあえず、午後にボートの人に直接聞くことにして、宿に戻った。
マジュロ散策
台北と姉妹都市のようだ。
海はかなり透明度高い。
美しい海を見ると、肩こりが無くなった。
島は猫が多い。少し臆病である。
広場にはゴミが散乱していた。
USAとのロゴが入ったタバコの箱があった。
初めてみる箱なので、手に取って、タール、ニコチンを確認したかったがやめた。
今になって禁煙のコツが分かってきた。
“タバコ(空箱含む)に触ってはいかん”、”興味を持ったらいかん”、ということ。
バーベキューを焼いているテントが2軒出ている。
ジャパンと友好30周年!おめでとうございます!
観光局は閉まっていた。
昼食
広場のバーベキューは弁当屋。
照り焼きチキン、ソーセージ、サシミ、パンの実?(イモ?)、米。
東屋がありそこで地元の人と弁当を食った。
フォルモサ
宿の横に位置するスーパー「フォルモサ」でビールを買った。
アロハシャツはハワイ産とタイ産があった。Hawaii行ったことねーしMade in Hawaiiが欲しい気がしたがやめた。
宿に戻り、オーナーにフェリーの件を相談した。
結果、帰ってこれるか確実性が無いので今回のアルノ行きはやめた。
オーナーはエネコ島はどうですか?と提案した。
RREホテルで受付しているので電話して、値段を聞いた。
オーナーが念のためJICAが入っているPacific International Inc.(PII)にも聞いてみれば?と言うので、そこに直接行くことにした。
海
海を見ながらビールを飲むため、広場に戻ると、役所から派遣されたようなゴミの清掃をしている人がいた。
マーシャル諸島に来てよかったなあ。。。
肩がラクになったので、首が回るかもしれん。
今ならチャリに乗りながら後ろを振り返ることができるやろう。
肩こりの原因にはストレスもあったんやなー。
あの頃に、しばし戻ろう。
ネット無しの今、パシフィックブルーアサヒ飲みながら、美しい海を見ながら、そんなことを考えていた。
ローカルフードマーケット
午後からオープンするらしい。
主にバナナとパンの実を販売。
外海
宿から空港方面に歩く。
外海は内海と違う。
Pacific International Inc.(PII)にエネコ島行きを聞くと、団体用のボートチャーターのみであった。
1ドルのペプシ
非公式ファミマ。
Development Bankにあるカフェで休憩。
ウマいアイスコーヒーを飲んでいると、店に老婆が入ってきて、マーシャル語で話しかけられた。
何を言っているのか分からんが、仕草から、何か欲しいのだろうか?と予想できた。
物乞いには見えん。
身なりから、普通の老婆にしか見えんかった。
自分以外に、先客がいた。
会社の制服のような青いポロシャツを着ている若者が、資料を広げノートに書き込んでいた。
老婆が彼に何か言うと、彼は苦笑して店員に何か言った。
そして、店員はペプシの缶を1本老婆に渡し、若者は1ドルを支払った。
え?
老婆は、
「ちょっとあんた~婆ちゃん喉乾いたわあ~ペプシおごってくれんか?」
と言っていたのか。
彼は婆ちゃんと知り合いやったんか?
そうなら、最初に彼に要求するやろう。
1ドルのペプシ。
普通に若者が他人におごるのか。。。
広場でビール飲む
宿の横のスモールストアでパシフィックブルーを買い、広場に行った。
昼間弁当を食った東屋では、人々がチェスをしていた。
小さい入り江では、子供たちが海水浴していた。
夕食
食料を買いすぎたので食うことにした。
インゲン豆の缶詰、ピタパン、サバ缶詰で、サバサンドにした。
宿泊者のミクロネシア、ポンペイから来た船乗りの人と話した。
宿併設のフレームツリーレストラン。
同じBunk Bed Roomエリアにはほかに台湾人、日本人がいた。
明日のエネコ島、楽しみやなあ~