グアムからのアイランドホッピングを経て、UA便、夕方マジュロ到着。
道路1本が続く環礁は初めて見る地形だった。
グアムからは美しい環礁を見れるので、絶対窓側に座るべし!
入国審査の窓口は最初2か所開いていたが、1か所閉められたので時間がかかった。
自分は後部座席であったので、後ろから三人目。
出るまで約1時間かかった…この人数で。。。仕方ねえ、イナカの空港、人員がおらん。
自分の番になると、窓口がもう一つ開いた。。。あと2人しかおらんのですが。。。
待っているとき、悪い予感がしていた。
宿泊予定のバックパッカーホテルに送迎を依頼し、便と到着時間を伝え「ご確認お願いします」とのメールをしたのだが10日間返信が無かったのだ。
分かってくれたやろう、と再送してねーし。
送迎は来ていないのではないか、と。おもった。
出口には、送迎はいなかった。やっぱな、カン当たったよ!
しばらく待っていたが、だれも来ない。
このとき、メールで連絡しただけで、電話番号を聞かなかったのは自分の落ち度やとおもった。
SIMもWi-fiもないのでスマホでメールは不可能だ。
タクシーで行くことにした。
「バックパッカーホテルに行ってください」
「え?」
「バックパッカーホテル、知っていますか?」
「ちょっと待って」
コピーした地図を渡すと、運ちゃんは、他の人に聞きに行った。
「OK,OK」
宿の場所が分かったようで、タクシーに乗ることにした。
「日本から来たんですか?ここまで何時間かかるんですか?」
「マジュロはメインの道路が一本だけなんですよ」
世間話をしながら、宿到着。
宿の入り口は建物の裏側だった。
ちょうど、宿の人が階段を降りてきた。
自分の送信した最初のメールは印刷してフロントの棚に貼ってあった。
チェックインし、一番安い部屋(Bunk Bed)に案内される。
「ちょっと待っていてください」
部屋の用意をしている間、共有スペースのソファでしばし待つ。
彼は送迎のことは分からんようなので明日朝来るオーナーに聞くことにした。
腹減った~ビール飲みてーわ、で夕食。
レトロなレストラン。牛肉炒め定食とBud Light。
宿の人が来た。
無いのは分かっていたが、確認した。
「Wi-Fiはありますか?」
「ありません」
その言葉を待っていた。
ネットが無い、その言葉で肩が軽くなった。
ここは良い所やと、思えた。
シャワーを浴びて、部屋の窓を開けると外海からの風が入ってきた。
自然風だけで寝れるか、と思ったが微妙に暑く、蚊もいたので扇風機の風は必要だった。