子供の物売りとジャパニの葛藤 in マラパスクア島
兄弟に子供ができてから、子供の物売りに弱くなった。 絶対買う、断れない。
今日は曇り雨時々晴れ、でシュノーケルはやめて、ふらふらした。南のビーチの端っこにある、閉鎖したレストランの名残の竹の椅子がある場所に行ってぼーっとしていた。
兄妹の袋をもった物売りの子供たちがきた。 どっからきたんだい?ジャパン、コンニチワ
暗記した決め台詞のように 僕らは学校に行くために物売りをしています。と。 たいがいストリートの物売りで買いたいものはないのだ。大人なら、のーさんきゅーで断る
しかし、子供はなあ。。スクールとかいわれたらなあ?
買うよ。ああ、兄ちゃんは小学生5 6年くらい、妹は1年くらい、弟の子供と同じくらいやなあ。 子供達は土産物を並べた。貝のアクセサリーや木のブレスレット、木のマグネット。
言われた金額は予想より高かった。100円くらいにみえる土産が250ペソ=約600円とは。 「どれが好き?」「うん、魚のマグネットが1番気に入ったよ!」
さんこで800ペソだよ、僕らのハンドメイドだよ、土産やは高いよ、グッドクオリティーだよ、、と 子供相手に値切るのはどうか?正直、品物と値段が相応じゃないのだ。なんていえばいいんか?
これに600円とか、、しかしたかが数百円、ジャパニにとってはたいした金額ではない。
しかし現地の物価で考えるのは基本や、別にいいやん、買うのは絶対やし、いや、ビール飲めるとかビーチの高いレストランいけるとか、せこいことを考えた、考えてしまった。
この貝のやつカッコイイよ、似合うよ
子供達は一生懸命だ 学校に行くため、母親のため、、、 砂に値段を書く
欲しいものは無いのだ
結果魚マグネットを150ペソ約360円でかった
アリガトウ、と言われた
わしのピアスにうめつくされた耳を指差す子供たち。
「いたそうだなあ」 「カッコイイだろう、君もやってみないかい?触ってみ?」
子供達がピアスをひっぱる。 「痛くないよ」 「僕はこれが好き!」「私はこれが好き 」
ピアスを面白がってひっぱる。
数百円で悩む自分どーなん? とおもいました。