トレド1日目
グアダルーペからトレドまでの直行便バスは無いので、マドリッドに行き乗り換えることになった。途中どっかの地方都市で別のバスに乗り換える必要があった。
地元のおばちゃんが普通に「このバスはマドリッド行きかね?」と聞いてきた。
緑の山の間をバスは抜ける。ここは非常に景色が美しかった。
山脈の間を電線が通っている。これはこれで変わった風景か。
トレド到着
トレドには古城を利用したユースホステル(ユースホステル協会)がある。
これはかなり人気があるとみた。
多分満室やろうな~。
バスターミナルから歩くと、丘の上に古城ユースホステルが見えた。
抜群のロケーション・・・ますます満室とおもえてきた。
う、美しい・・・
世界遺産の古都であるトレドに世界中から人が来る理由が分かった。
トレドはスペイン旅行で絶対行った方がいい街。
ユースに行く坂道は一番見晴らしがいい撮影スポットで、ツアーバスなども停車していた。
橋から見た川。
トレドは川に囲まれる丘の上の古都で、この地形も美しい景観を作りだす要因の一つであろう。
ユースはやっぱり満室。
児童の合宿、家族連れなどが多く、ここは予約しておくべきであった。
旧市街のインフォメーションを目指す。
宿探し
坂を登り、インフォメーションにたどり着いた。
地図と宿のチラシを数件手に入れた。
インフォメーションのおばさんは地図に「ここがインフォメーションで、ここが博物館、教会・・・」と親切に説明を始めた。
最後にどこから来た?と。
ヨーロッパのインフォメーションでは、たまに国籍を聞かれる。
おそらく統計を取って、訪問者の多い国の言語の資料を作成するためだろう。
安そうなオスタル、ペンションの場所を確認しそこらへんをあたる。
と、路地に小さく「Pension20m」の看板が。
そこに行くと、路地の角に小さい一つ星ペンションがあった。
「Hola!」入ると、いい人そうなおばちゃんが出てきた。
「Room?」「部屋を見せてください」
この宿に出会ったのはすっげーーーラッキーーーであった。
インフォで手に入れたチラシの宿よりも安かったのだ。
清潔な部屋、好感がもてるおばちゃん、立地も良い。
ここに決めた。
トレドの街
武器屋や中世グッズ屋が多い。中世の雰囲気そのままのトレドに似合う。
実際戦うことができそうにみえる。このような中世グッズの店は面白い。さすがヨーロッパ。
中心は店が多く賑わっている。
コンビナード(定食)の安い店を発見した。明日行くことに決めた。
スペイン北部から南下し中央部を巡り地中海沿いに進み北上。40日間周遊しました。
バスに乗ってオリーブ畑が広がる車窓を眺めていると、地域によって雰囲気や町並みが変わるのを実感しました。
ちょうどサッカーで優勝した時期で、街ではサッカー観戦で盛り上がっていました。
訪れた世界遺産は11か所です。
旅行時期:2008年6月~7月