リシケシでハーモニウムを習う
滞在日:2013年4月- 5月
選挙運動
当時のリシケシは選挙期間だった。ポスターがたくさん貼られている。
アシュラム音楽教室・ミュージックスクール見学
楽器を教えているアシュラム(ヨガ道場)を見学した。
アシュラム
楽器演奏が始まった。
いくつかの楽器を触ることができた。
規模のでかいアシュラムでヨガ教室がメインだった。
同じ習うなら本格的な方が良い、専門のミュージックスクールに行くことにした。
オーナーがアシュラムの音楽教室はどうやった?と聞くので
ミュージックスクールを探す、と答えると
知っているスクールを紹介してくれることになった。
ミュージックスクール
オーナーが連れて行ってくれた。
先生は気さくな人で、同じ歳だった。
シタール、ハーモニウム、どっちにするか?
自分は楽器が弾けるので、すぐにマスターする自信はあった。
先生に弾いてもらった。
音色の好みで、ハーモニウムに決めた。
「試しに何か弾いてみて」
少ない鍵盤で弾けるモーツアルトの曲を弾いてみたらウケた。
吊り橋とガンジス川沿い
リシケシには吊り橋が2か所あった。
ガンジス川沿いを歩いた。
アシュラムの宿泊所が並んでいた。
スクールへ行く道
スクールは近くは無いが歩いて行けた。
ガンジス川沿いの緩い坂を登った。
野生の豚
スクール近くの川には野生の豚が生息していた。豚だが模様がうりぼうのようだった。
野生の豚が川にいるのが珍しかったので、毎日観察した。
インド人は豚を食わない。
現地人の友達に聞いたことがある。
「豚肉は食わんのか?」
「あ?そんなもん食うわけねーって」
豚を不浄とみているようで、吐き捨てるように答えた。
ハーモニウムを習う
ハーモニウムは左手で空気を送り、右手4本の指で弾く。
すぐにコツをつかんで弾けるようになった。
市販の楽譜は無かった。
ノートに先生が直接書くオリジナル楽曲だった。
ハーモニウムの譜面も独特だった。
コツを掴めば、早く弾けるようになった。
この楽曲は今でも覚えている。
先生は先祖代々音楽家のカーストだった。
よく奥さんがビリヤニをご馳走してくれた。
このスクールには障害を持つ若者達が居候していた。
彼らも音楽家で楽団を結成していた。
橋の下で物乞いをしていたところ、先生が声をかけて音楽を教えた。
先月は大きなセレモニーで演奏したそうだ。
「新しいバイクが来たよ!」
庭に出ると、みんなが集まっていた。
「どうやって乗るんだい?」
バイクは彼が乗れるように改造されていた。
帰りは対岸のガンジス川沿いを歩いた。