プエルトモント到着、アンヘルモ市場でクラントを食べる
プエルトモントはパタゴニアの船旅、NAVIMAG(ナビマグ)のフェリーが発着する海の町である。
チリ北部の海辺の町とは違い、緑が多く入り江になっているので波も荒くは無かった。
旅行期間2008年10月
プエルトモント
緑がさらに増えて、牧場、木造民家が多く見られるようになった。
ヨーロッパの車窓に似た景色。
バスは何か所かで停車し、プエルト・モンまで行く乗客は数人だった。
途中バスターミナルで大量のイチゴを降ろした。
この黄色い花が満開で地面は一面黄色に覆われている。
プエルトモントに到着し、バスターミナル近くの日本人宿に行った。
掃除をするので11時まで台所で待った。
最初、窓の無い狭い部屋に通されそうになったので、自分で窓のあるツインの部屋に決めた。
そういうことが勝手にできる宿なのだ。
宿泊料金が同じなら、ダニ対策に窓のある部屋を選ぶ。
向うの島には渡し船が出ている。丘の上に巨大な十字架が建つ。
アンヘルモ
海沿いの道路を歩き、アンヘルモという市場と食堂街がある場所に行った。
「カニ、ウニ、アワビ、サシミ、ワサビ、タベル?」と、レストランの客引きが熱心だった。
日本人旅行者とわかると、「サシミ、ワサビ」を強調するのが笑える。
市場には魚介類の他にも生鮮食品やパン類を販売。
奥の小さい港で休憩。商店があった。
ビールの冷蔵庫に南京錠がかかっていたので店員にとってもらった。
アンヘルモの名物に「クラント」という魚介類料理がある。
レストランの勧誘は多く、どこも同じような店で、情報ノートに「美味い」とあった店に行った。
小さい店で窓から湾が見えた。
魚フライはサンティアゴで食ったし、後はメニューが読めんな。。。クラントで。
魚介のスープ。ウマイ!
チリソース。パンとバターもついてくる。
「クラント」はムール貝、ハマグリ、チキン、ソーセージ、肉の塊、ポテト、中央にあるものは小麦粉の団子、これらの煮物だった。
一見ボリュームあるように見えるが、貝の殻があるので量は多くは無かった。
美味かった!
情報ノートに書いてあったが、クラントは店によっては不味いとこもあるようだ。
アンヘルモ市場の裏。
犬が多い。市場や港があるので餌がもらえるのだろう。
アンヘルモ市場正面はレストランの客引きが多く、少々ウザいが、裏手は静かで港や船が見え、海もきれいで、気に入った場所だった。
道の露店。
鉱石、アコギ自作CD、違法コピーDVD、アクセサリー、民芸品、土産物の店が並んでいた。