マラッカの移動した二件目の良い宿、カンチルゲストハウスは家族経営ではなかった
他人の集まりであった
この、今回の自分のボケが最高やト満足できた
夜、宿にビールを保管しようと戻るとダイニングでオーナーらしき人、青年、女性、爺ちゃんがメシを食っていた
爺ちゃん「こんばんわ」
。。。すげー日本人並の発音や。。。
「こんばんわ」
オーナー「S、夕食は食べましたか?」
この人日本語しゃべれるんか?
「まだです、このビール冷蔵庫に入れていいですか?」
とりあえず英語で聞いとくか
「いいですよ、下に入れてください。一緒に夕食食べますか?」
。。。冗談やろうとおもったので
「今から外に中華食いに行きます」
メシを終えて戻ると、爺ちゃんが非常に上手い漢字と平仮名で文章を書いていた
戦争とかの日本語教育が関係しているのだろうか?
オーナーらしい人はマレーシア人で、息子らしい青年も典型的マレーシア人で
奥さんと爺ちゃんは華人系か。。。
奥の庭はかなり居心地がよく、洒落ていた
ビールを飲んで豆のスナックを食っていると、オーナーが話しかけてきた
彼は本業はエンジニアでゲストハウスはやってみたかったのでやってみたという
爺ちゃんはダイニングで文章を書き、コップを洗い始め、ネットの部屋を見たりしていたのが目に入った
なんか、客のような行動である。。。
「あの爺ちゃんは、もしかして客ですか?」
「そうですよ」
「え?すっかり家族かとおもっていました!」
この宿は、家族経営では無かった
スタッフの青年も掃除の女性も他人で、しかも爺ちゃんは日本人の客であった
あんときは爺ちゃんがなじみすぎてメシをくっとったのでまじで家族に見えた
年齢的にも全員家族で通用するし
華人がおるし、日本人に見える人も多いし
爺ちゃんとかになると服装で判断できん
あんときは爺ちゃんの日本語がうますぎてびびったが、ホンモノの日本語であった
このボケ最高とおもえた、マラッカの夜